ピアノ初心者におすすめの名曲 5 選
ピアノを上手に弾くには、右手と左手を別々に動かせるようにならなければなりません。ピアノの初心者や長年ブランクがある人は、片手だけで演奏できる曲を選んでみましょう。どのレベルの曲でも、まず最初は片手ずつ練習することをおすすめします。
各コードにおいて最も適した指使いを学ぶことは非常に重要です。完璧にマスターするまでには長時間の練習が必要となります。どの指がどの鍵盤を押さえるべきかわかるようになったら、毎回同じ指使いで弾くように心がけてください。これを繰り返すことによりいち早く上達することができるはずです。それではこの記事では初心者の練習にもピッタリなシンプルな曲をいくつかご紹介します。
きらきら星
きらきら星は小さな子供たちに人気の曲ですが、ピアノ初心者の大人の練習曲にも最適です。右手の親指を「ド」の位置において練習を始めてみましょう。この曲の中で最も高音である「ラ」以外はすべて手の位置を変えずに弾くことができます。
ハッピーバースデートゥユー
ハッピーバースデートゥユーは非常にシンプルで初心者の練習にはもってこいです。お誕生会に参加して会場にピアノやキーボードがある場合は、歌に合わせてぜひ伴奏してみてください。親指を「ド」の位置において練習をスタートしましょう。曲の半分くらいは手を動かさず所定の位置で引くことができます。ただし、途中から 1 オクターブ高くなるので注意が必要です。高くなった「ド」の音を小指で引けば、曲の最後まで手の位置を変えずに引くことができます。
ジングルベル
ジングルベルも初心者が最も簡単に学べる曲であると言われています。多くの人に親しまれている名曲で繰り返しが多いのも学びやすい理由の 1 つです。今まで 1 度も聞いたことがない曲を演奏するよりもなじみのあるメロディを演奏する方がより簡単にマスターできます。バースはちょっと複雑に聴こえるかもしれませんが、実際はそれほど難しくありません。
ハレルヤ
右手だけで弾けるようになったら、今度は左手で弾いてみましょう。コードは音楽の基本なので、好きな曲を上手に弾けるようになるためには必ずマスターしなければなりません。それ故に左手によるコードの練習も不可欠なステップだと言えます。レナード・コーエンのハレルヤは非常に美しい曲でありながらシンプルで弾きやすい曲だと言われているので、ぜひこちらも練習に取り入れてみてください。
ハバナ
ハバナはアップビートなテンポが特徴で耳にするだけで楽しい気分になる明るい曲です。オフザビートのリズムで複雑な右手の動きが必要となるため、やや難易度が高くなります。左手に関していえばコーラスの部分は同じメロディの繰り返しとなるので、それさえマスターしてしまえば OKです。また、曲の初めの前奏では、右手でいくつかのコードを演奏する部分もあります。